コンプレッサー室遮熱工事事例(多摩エレクトロニクス株式会社様)

IRカットフィルターとダイシング加工を事業展開する多摩エレクトロニクス株式会社様のコンプレッサー室に遮熱施工を実施いたしました。

遮熱施工後の様子

当施設では、夏場の温度上昇によるオーバーヒートが原因でコンプレッサーが停止し、生産ラインに悪影響を与えていました。主に太陽光による輻射熱とコンプレッサーの排気による室温上昇が原因であったことから、建物全体の遮熱に加え、排気ダクトの遮熱施工も行うことで表面温度を約20℃低下させることができました。

施工前後のコンプレッサー表面温度比較

本施工では、温度検証に合わせて空調の電気使用量調査やデータ分析も行い、エネルギー効率の高い遮熱施工を実現しております。

結果として、昨年まで冷房18℃で稼働させていた空調を25℃まで設定温度を上げてもコンプレッサーがオーバーヒートすることなく、大幅に空調のエネルギー消費を削減することに成功しました。(空調は設定温度を1℃変更することにより、約10%の電気料金を削減できると言われております。) また、施工前後の空調稼働比較としては、4カ月間で昨対比7,728kWhの空調使用量削減、213,373円の空調電気料金削減となりました。

近年、電気料金の高騰により、省エネやCO2削減への取り組みは重要さを増しています。当社では、遮熱施工のご依頼をお受けするだけでなく、課題の原因追及から始まり、データ分析を基に各企業様に最適なご提案から施工までをワンストップで実施しています。省エネ設備の導入をご検討のお客さまはお気軽にお問い合わせください。

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