学生フォーミュラのピット作業向けEVリユース電池型ポータブル電源を提供

2023年8月に開催された学生フォーミュラに参加する大学チーム(※)へEVリユース電池型ポータブル電源を提供し、ピット内のEVバッテリーの充電・PC作業・暑さ対策用冷風扇の電源確保に利用いただきました。

※提供チーム:東京大学、京都大学、名古屋大学、名古屋工業大学、上智大学・帝京大学、工学院大学、日本自動車学校

左:三ッ輪ビジネスソリューションズ代表・片岡雅典

当社はこれまで、EV車の使用済み電池リユース事業(UPS製造)や電動ランドカー専用充電ケーブル開発(オフグリッド蓄電池用の充電ケーブル)など、モビリティ産業と連携したエネルギーソリューションを開発・導入してまいりました。日本の主力産業である自動車業界の未来を担う学生達の一助になればとの思いから、ピット作業に欠かせないポータブル電源を提供させていただいております。

発電機を使用する場合は騒音やエネルギー確保、大型蓄電池を使用する場合は運搬コストの高騰など、電源確保にはいくつかの課題が発生します。
今回提供させていただいたポータブル電源は比較的使用音が小さく、コンパクトで持ち運びもし易い設計のため、安全かつ簡単にご使用いただくことが可能です。

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参加チーム様からのコメント

■東京大学フォーミュラファクトリー ファカルティアドバイザ 草加浩平 様

フォーミュラ日本大会では、炎天下のアスファルト駐車場で開催されるにもかかわらず、燃料保管問題等のために学生会場でのエンジン発電機使用が禁止されています。
展示会にて三ッ輪ビジネスソリューションズ社長の片岡さんにお会いし窮状をお伝えしたところ、東大チームだけでなく、希望するチームに対してポータブル電源をお貸しいただけることとなり大変助かりました。大会会場では学生が持ち込むパソコン用の電源だけでなく、暑さ対策としてお貸しいただいた冷風扇の電源としても大活躍してくれました。
おかげで東大チームは1年間の成果をきちんと発揮することができ、EV初挑戦ながら目標としていた全種目完走を達成して日本自動車工業会会長賞を獲得した上に、省エネ賞1位とベスト車検賞を獲得することができました。
コロナウイルスのワクチン保管にも大活躍しているというポータブル電源は、信頼性が高いだけでなく使い方も簡単で、とても便利に使うことができました。

■学校法人日栄学園 日本自動車大学校 教頭 矢部光範 様

大会期間中、チームPITでの発電機使用が不可となっており、電源の確保が非常に重要な課題でした。
ポータブル電源を用いた事でPCや電子機器等の使用ができ、PITワークを円滑に行うことができました。
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当社を含む三ッ輪ホールディングスグループでは、持続可能な社会の実現に向けて多くの事業に取り組んでおります。技術力の革新は日本産業の未来を作っていく上で非常に重要な要素であると考えており、当社のソリューションがその一助になれば幸いです。
今後も創業80年以上のエネルギー企業グループの強みを最大限に活かし、当社ならではの新たなソリューションを提供してまいります。

お問い合わせ先:株式会社三ッ輪ビジネスソリューションズ
TEL:03-6451-0397
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